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 山梨大医学部付属病院(山梨県中央市)は8日、すべての入院患者ら約370人に新型コロナウイルスのPCR検査をした結果、全員が陰性だったと発表した。

 慶応大病院が新型コロナ以外の理由で来院した無症状者の患者にPCR検査をしたところ、約6%が陽性だったことが先月明らかになった。付属病院は院内感染を防ぐため、患者の少ない大型連休などに、あらかじめ同意を得て検査した。

 山梨大の島田真路学長は「陽性者がいる場合も考え、(入院患者への検査を)先駆的に取り組んだ。全員が陰性となり、ほっとしている。入院患者へのPCR検査をやらないと安心できない。本来はすべての病院で積極的にやるべきだ」と語った。

 県内では、県立中央病院(甲府市)が入院予定患者らにPCR検査を実施している。

 一方、付属病院では8日、ドライブスルー方式のPCR検査が始まった。初日の検査数は3件で、いずれも陰性だったことも明らかにした。武田正之院長は「県や医師会と一緒に、検査数をだんだん増やしていきたい」と話した。(永沼仁)