保護観察中の男が逃走、所在不明に 法務省の建物から
東京保護観察所(東京都千代田区)は9日、窃盗罪で服役中に仮釈放となり、保護観察中だった男(34)が逃走し、行方が分からなくなっていると発表した。逃走した経緯などの詳細は「調査中」としている。
同保護観察所によると、男は窃盗罪で懲役1年2カ月の実刑判決を受けて刑務所に服役。今年1月22日に仮釈放されて保護観察となった。しかし、保護観察が残り10日ほどで終わる予定だった2月上旬ごろに所在がわからなくなって仮釈放が取り消され、連絡がとれたため5月8日に東京・霞が関の法務省と同じ建物内にある同保護観察所で職員が面会。再び仮釈放とされ保護観察の状態になったが、部屋から逃走して行方が分からなくなった。
男は身長が170センチ超でやせ形。肩にかからない程度の長髪で、逃走時は白黒横じまのスウェット上下を着ていたという。
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