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 新型コロナウイルスの感染拡大による政府の緊急事態宣言の延長を受けて、日本将棋連盟は8日、長距離の移動を伴う棋士の対局を今月31日まで行わないことを決めた。愛知県在住の高校生棋士、藤井聡太七段(17)の対局も遅れることになり、史上最年少でのタイトル挑戦は難しくなった。

 タイトル挑戦の最年少記録は、屋敷伸之九段(48)が1989年に作った17歳10カ月。藤井七段は今年6月11日までにタイトル戦の第1局に臨めば、記録更新となる。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月10日以降、東京や大阪で行われる対局ができない状態が続いている。

 例年、6月上旬にタイトル戦が開幕する棋聖戦で、藤井七段は挑戦権獲得まであと2勝に迫っているが、挑戦者を決める決勝トーナメント準決勝の佐藤天彦九段戦は、6月に指される見込みとなった。(村瀬信也