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 東京都御蔵島村は9日、村議会の広瀬鹿雄議長(78)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。都の島しょ部で感染者が確認されたのは初めて。広瀬さんはヘリで23区内の医療機関に搬送され、現在入院しているという。

 都によると、広瀬さんは4月11~14日、島外にある都内の病院に入院していた妻のもとを訪れ、15日に村へ戻ったという。今月7日に呼吸困難を訴えて村唯一の診療所を受診。37・7度の発熱とX線検査で肺炎の影が確認された。搬送先の病院でPCR検査を受け、陽性が判明したという。

 御蔵島村では、広瀬久雄村長(72)や副村長、診療所の看護師を含む6人が濃厚接触の疑いがあるとして自宅待機しているという。都は9日、公務支援のため、三宅支庁から職員2人を村に派遣。11日にはさらに1人を派遣する。

 村の人口は今年1月1日時点で318人。診療所は村内1カ所で医師1人と看護師2人が勤務している。