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 第2次世界大戦中、太平洋のサイパン島で戦死した海軍下士官が持っていた寄せ書きの日の丸が先月、米国から埼玉県川越市内の遺族へ返還された。島で日本軍と戦った米海兵隊員が持ち帰っていたものとみられ、当時赤ちゃんで父親の記憶がない長男は、別れて約80年ぶりに帰ってきた遺品に感無量の様子だった。

 旗を受け取ったのは、大沢寿生(としお)さん(79)。「義勇奉公」とある旗には、川島町出身の父・千寿(せんじゅ)さんのために家族や親類たちが名前を寄せ書きしている。千寿さんは、大沢さんが生まれた直後の1940年に出征し、44年に島で空爆に遭って33歳で戦死した。

 海兵隊員のめいで旗を父親から引き継いだというテキサス州の女性が、オレゴン州の非営利組織「OBONソサエティ」に託した。OBONは主に、戦争で米兵が持ち帰った日本兵らの日章旗の返還活動をしている。OBONが日本遺族会へ旗を送り、県遺族会連合会などが名前を手がかりに大沢さんを探し当てた。

 大沢さんは「形見は何もないと…

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