[PR]

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、車に乗ったまま料理をテイクアウトできる「久留米つぶく市」が9日、福岡県久留米市津福本町で始まった。九州ケータリング協会(佐賀市)加盟店や休業中の地元飲食店など10店が参加。次々と車で訪れる客に、ステーキ丼やコロッケ、ケバブといった料理や農産品、漬物、ハンドメイドマスクなどを販売した。

 臨時休業中のパチンコ店「キャロル津福店」の駐車場が会場。車で会場に入ると、マスクにゴム手袋姿のスタッフがメニューを書いた伝票を持って注文をとる。各店舗は駐車場内のキッチンカーやテントの屋台で調理し車に届ける。勘定も車に乗ったままで済む。

 「車から一切客を降ろさず、感染拡大を防ぐテイクアウトの形を求めたい。休業で仕事を失った飲食店のスタッフも臨時雇用した」と中島一・九州ケータリング協会会長。

 佐賀市と佐賀県鹿島市でも開催したが、この日は開店直後から続々と車が集まり、午前中だけで約500台という想定外の混雑に。近くに住む女性(45)は「楽しみにして来たけど、スタッフが足りないようで会場案内も大変そう。イベント自体はとてもいいですね」と話していた。

 14日まで同所で続ける(いずれも午前11時~午後7時)。(野上隆生