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 沖縄県の尖閣諸島・魚釣(うおつり)島沖で中国海警局所属の公船「海警」2隻が9日夜から領海に侵入し、付近の海域で操業していた日本の漁船に接近した。領海侵入と漁船への接近は3日連続。海上保安庁は巡視船を漁船との間に配備して領海から退去するよう警告し、10日夜に領海を出た。

 第11管区海上保安本部によると、海警2隻は9日午後6時ごろに領海内に侵入。魚釣島の海上で操業中の漁船(9・7トン)に接近した。その後も領海内にとどまり漁船の近くを漂泊していたが、10日午後8時20分ごろに領海を出た。

 8日夕方には魚釣島の西南西およそ12キロの海上で同じ海警2隻が同じ漁船に接近、海保の巡視船が警告していた。(贄川俊