[PR]

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、京都府舞鶴市の舞鶴高専が、飛沫(ひまつ)感染のリスクを低減するフェースシールドを3Dプリンターで製作し、府内外の関係機関へ寄贈している。

 4月初旬、同校電子制御工学科の藤司純一助教(28)が、海外で公開されている3Dプリンター用のデータを知人の技術者が翻訳してネットで紹介していることを知り、同校の3Dプリンターで試作した。フレーム部分を3Dプリンターで製作し、シールド部分を透明のシートで自作した。

 その後、大阪府内の医療現場で防護用品が不足しているとの報道が相次いだことから、先輩の教員らに相談し、校内にある7台のプリンターで40個を製作。21日に大阪府医療対策課へ送った。受け取った同課の担当者は「対策は今後も長引く恐れがあり、支援はありがたい。大切に活用させて頂きたい」と話した。

 同校はこのほか、大阪府高槻市や舞鶴市の歯科医院にもフェースシールドを寄贈した。藤司助教は「ウイルス対策のアイテムを3Dプリンターで作るのが、世界的な流れになっている。できる範囲で少しでもお役に立ちたい」と話している。(大久保直樹)

関連ニュース