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 福岡市は新型コロナウイルスに感染した人を安全に搬送できるよう、感染防止対策を施した車両の寄贈を受け、2日から運行を始めた。

 車販売や整備などを手がける北九州市のミハラ自動車が、自社で使用していた車両に手を加えた。

 運転席と、感染者が座る後部座席との間に不燃材のシートで仕切りを設けたほか、後部座席に強制排気の装置をつけ、前方のエアコンから流れ込んだ空気が常に後ろに向かって外に排出されるようにした。

 市は、軽症や無症状の感染者が、自宅や病院から宿泊療養先のホテルに移動する場合や、別の持病などで診療を受ける場合などを想定しているという。運行は市内の民間事業者に委託し、感染を防ぐため運転者が身につける備品は市が支給する。

 ミハラ自動車は地元の北九州市にも同様の車両1台を寄贈する考えという。(渕沢貴子)