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 新型コロナウイルスの感染防止のために1月下旬から休園していた中国の上海ディズニーランドが11日、約3カ月半ぶりに営業を再開した。国営新華社通信によると、米国や日本など各地のディズニーランドが休園する中、営業を再開したのは上海が世界初となる。

 中国では5月に入って各地の観光スポットが次々と始動しており、絶大な人気を誇る上海ディズニーランドの再開で、国内の感染防止措置の緩和が一気に進みそうだ。

 11日、入場ゲートには早朝から行列ができ、来場者らは一定の間隔をあけて午前9時半(日本時間同10時半)の開園を待った。入場時には体温検査と身分証明書の提示が求められ、マスクの着用も必要になる。当面は入場者数を制限し、各アトラクションの出口やレストランに消毒液を配備するなどし、感染予防策をとっている。

 上海の航空会社に勤める男性(26)は同僚6人と一緒に入場を待った。新型コロナの影響で運航便数が減って休みが多くなり、初めて来たという。「我慢の日々だったので、今日は最高の息抜き。思い切り楽しみたい」と話した。

 上海ディズニーランドは春節の1月25日から休園していた。入場には事前のチケット予約・購入が必要。今月8日に公式ホームページなどで11日のチケット予約が始まった際は、開始から数分で完売した。(上海=宮嶋加菜子)