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 四国遍路の寺の一部で11日、お遍路さんに朱印を授与する納経所が再開した。新型コロナウイルスの感染拡大で、札所でつくる「四国八十八ケ所霊場会」(香川県善通寺市)が各寺に納経所の閉鎖を呼びかけ、大半の寺が応じていたが、10日で要請期間を終えた。

 四国遍路の開祖とされる弘法大師空海の生誕地、善通寺市にある75番札所の善通寺では11日朝、19日ぶりに納経所が開いた。白装束姿のお遍路さんが、金堂(本堂)などで参拝をすませた後、その証しを求めて訪れていた。60歳の男性は、透明なシートが張られた納経所で、すき間を通して朱印の押された納経帳を受け取った。

 男性は4月初旬に1番札所の霊山寺(徳島県鳴門市)を訪れ、歩いて札所を巡っていたが、愛媛県に入った4月後半から各寺の納経所が閉鎖され始めたという。「出会う人との交流が旅の狙いの一つ。でもお遍路さんが少なくて独りが多かった。一日も早く終息してほしい」と話した。

 霊場会は「国の緊急事態宣言が四国4県すべてで解除されるまで」は、時間を短縮して納経所を開くよう各寺に呼びかけている。善通寺では当面、納経所の開所時間を午前8時から午後4時までとし、通常(午前7時~午後5時)から時間を短縮する。

 巡拝者を受け入れるかの判断は…

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