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 プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)の斉藤惇コミッショナーは11日、5月上旬をめどに決める意向だった開幕日について、決定をさらに先送りする方針を明らかにした。

 この日、サッカーJリーグと合同の新型コロナウイルス対策連絡会議の会合があり、その後の会見で「まだ予断を許さない状況。専門家の先生方から、本日の時点で開幕の日付を確定するのは難しいのではないかとのご意見を頂いた」と述べた。一部の県で自粛要請などを緩和し始めている点に触れ、「5月20日から31日にかけて、その結果が出てくる。それが我々に影響を及ぼす」とも述べた。

 すでにセパ交流戦の中止と各球団143ずつだったレギュラーシーズンの試合数削減を決めている。また開幕した場合も当面は無観客で実施することも12球団で合意した。各球団は現在、主に日数や参加人数に制限を設けた自主練習を行っている。NPBの井原敦事務局長は緊急事態宣言が解除されない限り「同じような取り組み方になると思う」との見方を示しており、現状では本格的な練習再開は難しい。全体練習再開後も、開幕まで少なくとも1カ月程度の準備期間が必要とみられる。11日午後には12球団代表者会議、12日にはオーナー会議を開く。

 Jリーグの村井満チェアマンも会合後の会見で「再開日が具体的に決まっていない」と話した。11日午後には各クラブの代表による実行委員会を開き、対策連絡会議の情報を共有する。公式戦を中断しているJリーグはすでに6月7日までの延期を発表している。