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 難しいが、一概に早く開幕すればいいという問題ではない――。プロ野球ヤクルトの嶋基宏捕手(35)が11日、オンラインでの取材に応じ、新型コロナウイルスの影響で延期されている開幕への思いなどを語った。

拡大する写真・図版オンライン取材に応じるヤクルトの嶋=球団提供

 プロ野球の開幕が延期されたのは、東日本大震災が起きた2011年以来。当時、嶋は被災地の仙台に本拠を置く楽天の選手会長だった。当時との違いを問われ、「あのときはいつ開幕するか、ある程度、前に発表され、それに向けて準備が出来た。でも、今はまだ、いつから全体練習をして、いつ開幕して、いつから普通の生活が出来るのか、一つも分からない状況」と語った。一方で「それでも、こうやってユニホームを着て、外で練習をさせてもらえるのは非常に幸せなこと」と続けた。

 震災の年の4月、札幌であった慈善試合の試合前に呼びかけたあいさつは、多くの人の心を打った。「見せましょう、野球の底力を。見せましょう、野球選手の底力を。見せましょう、野球ファンの底力を」

 あれから9年。この状況下でプロ野球選手として出来ることとは、と改めて問われた。

 「うーん、正直、難しいですね…

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