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 天文館のミツバチ、頑張ってます――。鹿児島市呉服町のマルヤガーデンズ屋上で飼われているミツバチが集めた蜜の今年の採取作業が8日に始まった。市内の養蜂家高野裕志さん(61)が、巣箱から蜜が入った「巣板」を取り出し、蜜をナイフで削ったり、遠心分離機にかけたり。甘い香りが漂う中、約20キロの蜜を採った。6月中旬まで作業を続けるという。

 市内のまちづくり団体「We Love 天文館協議会」が、自然について考える機会にしてほしいと始めた「天文館みつばちプロジェクト」の一環で、蜜の採取は9年目となる。

 高野さんが「雑味がなくすっきりした上品な味」と太鼓判を押す蜜は「天文館はちみつ」として、「ハチミツの日」の8月3日から160グラム入り瓶を千円(税込み)で販売予定。昨年は計270キロが採れたが、今年の採取量はミツバチの「敵」とされる桜島の降灰や強風しだいという。(ライター・知覧哲郎)

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