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 高知県で7月31日~8月6日に開かれる予定の全国高校総合文化祭(総文祭、文化庁・公益社団法人全国高等学校文化連盟など主催)について、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、主催者側が生徒を会場に集めて開くことを見送る方向で検討していることが、関係者への取材で分かった。文化庁などが12日に発表する見通し。インターネットなどを活用し、生徒が集まらなくても実施可能な方法を模索しているという。

 「文化部のインターハイ」と呼ばれる総文祭は1977年に始まり、毎年開かれてきた。今年は高知県内の9市町村が主会場となり、全国各地から約2万人の高校生が参加し、吹奏楽や将棋、演劇など23部門が実施される予定だった。

 だが、大勢の生徒らが全国から集まることで、会場は「3密」の状況が生まれる恐れがあり、主催者側は開催の方法について検討を続けてきた。関係者によれば、会場に集まって披露したり、競技したりする内容については見送る方向で、オンラインなどの活用も検討中としている。

 これまで新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、全国高校総合体育大会(インターハイ)の夏季大会の中止が決まっている。(丸山ひかり)