【動画】金色の目の館長見習いのネコのクロ、無事発見=笠原雅俊撮影
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 行方不明だった「金色の目」のネコが9日夜、6日ぶりに無事見つかった。トンボや魚の展示施設「四万十川学遊館」(高知県四万十市)の見習い館長の雌ネコ「クロ」。突然、姿を消し、同館は「ネコを捜しています」と写真付きのポスターを作り、SNSで情報を呼びかけ捜索を続けていた。

 クロ(3歳)は、真っ黒な毛と金色の目が女性や子どもたちに人気だ。3日朝、姿が見えなくなった。同館のスタッフが、池や敷地、近所を捜したが見つからない。その夜は、徹夜でクロの帰りを待ったが帰らなかった。目撃情報が多く寄せられたが、見つからなかった。

 9日夜、「ネコ見つかったと」と1本の電話がかかった。同館から南に約1キロ離れた住宅に住む夫婦が見つけた。スタッフが駆けつけると、クロが1階の押し入れの隅に丸くなっていた。少し痩せていたが、元気だった。世話をしている平林歩子さん(34)は「連れて帰ると甘えてすりすりしてきた。寂しかったのでしょう。元気で見つかって本当によかった」と頭をなでた。

 クロは、いつもは小さなケージのベッドで暮らす。新型コロナウイルスの影響で同館は休館中だった。そのため館内で放し飼いだった。少し開いていたドアから外に出たらしい。

 クロは2017年6月、市道で保護された。重い眼病を患っていたが、その後回復し、人気者になった。「ネコ館長」をめざし、事務所の警備や館内のパトロールの仕事をしていた。

 スタッフの野村彩恵さん(35)は「クロは小さな冒険に出て、パニックになって、帰る道がわからなくなったと思う。目薬を差す必要もあり早く見つけてあげたかった。多くの人から情報や励ましのメッセージをいただきました。クロは1カ月ほど休ませて、また、お客さんを迎えます」と話す。同館は12日から再開する予定だ。問い合わせは(0880・37・4110)へ。(笠原雅俊)