沖縄県、休業要請14日に解除 11日連続感染確認ゼロ
沖縄県の玉城デニー知事は11日、新型コロナウイルスの感染拡大による休業要請について、遊興施設の一部を除き、14日に解除すると発表した。当初は休業要請を「20日まで必要」としていたが前倒しする。消毒や換気などの徹底を条件とする。
県内では1日以降、11日間連続で新たな感染者は確認されていない。県内の全ての病床の利用率も11日現在22・5%にとどまるなど、状況が比較的落ち着いてきたとして、最後の感染確認から2週間となる14日に解除を前倒しすることを決めた。
遊興施設のうち、キャバレーやナイトクラブなど、接待や接触を伴う施設は対象外。一方、バーやスナックは対策の徹底を条件に営業再開を認める。
玉城氏は記者会見で「県民一丸となった取り組みが予想以上の成果となって表れている」としつつ、「感染拡大が再び懸念される状態となった時は、改めて活動制限や休業要請を行う可能性もある」と述べた。

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