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 新型コロナウイルスへの感染防止策として安倍晋三首相が打ち出した布マスク「アベノマスク」の配布が12日、大阪府の一部の地域で始まった。配布は東京都に次いで2番目。全国の各世帯に配られる予定だが、多くの地域で時期は見通せていない。

 大阪市中央区の大阪東郵便局ではこの日朝、郵便局員が2枚入り1組のマスクを満載した赤いバイクで出発。区内の各戸を回り、郵便受けに投函(とうかん)していった。

 マスクの配布は約466億円の予算を投入した安倍首相の重点施策で、4月中旬に東京都で配布が始まった。(添田樹紀)

福岡でも12日から

 布マスクの配布が12日、福岡市でも始まった。同日中に2万8千世帯に届けられる予定で、九州・沖縄では最も早い配達になるという。

 同市中央区の福岡中央郵便局では同日朝、郵便局員がバイクにマスクを積み込み出発。中央区と博多区の一部への配達を始めた。

 布マスクは2枚入り1組。福岡中央郵便局の森崎和洋・第一集配営業部長は「届け先の住民に近づき過ぎないなど気をつけながら、間違いのないように配達したい」と話した。

 布マスクをめぐっては妊婦向けや全世帯向けなどの一部に不良品が見つかり、回収騒動もあり配布に遅れが生じている。政府は検品体制を強化した上で全世帯への配布を続ける方針。布マスクの全戸配布に関する相談は窓口(0120・551・299)へ。(島崎周)