トヨタ自動車は12日、2021年3月期決算(国際会計基準)の営業利益が前年より約8割減って5千億円になりそうだと発表した。新型コロナウイルスの影響で、好調だった業績に急ブレーキがかかっている。ネットでの会見に出席した豊田章男社長は冒頭で、「コロナ危機はリーマン・ショック以上」と述べた。国内のものづくりの基盤を守るめどとしてきた「年間300万台生産」についても触れ、「グローバルトヨタの基盤である」と引き続き重視していく考えを示した。
会見での主なやりとりは次の通り。
――業績の評価と見通し、コロナへの対応はトヨタをどう変えるか。
「コロナショックはリーマン…

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