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 検察幹部の定年を政府の判断で延長できるようにする検察庁法改正案にツイッターなどで批判が相次いでいることについて、森雅子法相は12日の会見で「改正案の内容は問題ない。国民の誤解や疑念があり、丁寧に説明したい」と述べた。

 森氏は、1月に閣議決定した東京高検の黒川弘務検事長(63)の定年延長と結びつけられている「誤解」があるとし、「個別の人事は関係ない」と主張。改正案の趣旨について、国家公務員の定年延長が検討される中で「類似制度を入れた」と説明した。

 改正案では政府の判断で検察幹部の定年を延長できるため、「検察への政治介入が強まる」との批判が出ている。森氏は「検察官の独立を守ることについてはきちんと対処をしている」と述べたが、具体的な説明はしなかった。

 一方、国家公務員法改正案などと一本化し、森氏が出席する法務委員会で審議しないことへの批判については、「国会で決めること」と述べるにとどめた。