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 新型コロナウイルス対策で休園中の豊橋総合動植物公園(愛知県豊橋市、のんほいパーク)は12日、平日の一部無料開放を始めた。市内在住の未就学児や児童、障害者らが対象。営業を再開するまで、動物園の屋内施設や遊園地などを除き、憩いの場を提供する。

 開放初日のこの日は午前9時の開門時に親子連れら約100人が訪れ、同10時までに500人を超えた。「3密」を防ぐために引率者を最小限とするよう求め、順路を一方通行に設定。消毒ポイントを設けるなど感染防止策を講じる。火~金曜午前9時~午後3時半に引率者同伴で入り、園内が3千人を超えれば入場を制限することもある。

 保育園に通う長男と来た女性は「子どもの笑顔が見られて何より。営業再開したら友だちを誘って訪ねたい」と話した。園は子ども向けに動物の動画を配信するなどしており、瀧川直史公園長は「地域に寄り添いたい」と話した。

 また、園ではライオンの迫力を間近に感じてもらおうと放飼場(約480平方メートル)が新たに完成し、4月に報道陣に公開した。同時に新設した獣舎の隣に整備され、3月に仲間入りした「シルク」「アース」の雌雄2頭が餌を食べたり爪を研いだりする姿がガラス越しに見える。現在は立ち入れないが、園は「営業を再開したら、ライオンたちに会いに来て」としている。(床並浩一)