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 新型コロナウイルスに対応する人の医療用ガウンが不足している。愛知県小牧市では、登園自粛で手が空いた保育園の職員らが市販のポリ袋を使って市民病院向けのガウンを手作りしている。5月13日までに6500着作るのが目標だ。

 市内最大規模の小牧市民病院(520床)の4月末現在のガウン在庫は約8500枚。全国的な不足で定期的な納入が見通せず、この量では約1カ月で使い切ってしまうという。そこで市は、4月14日から登園自粛となっている保育園に着目。保育士らであれば普段から工作に慣れているのではないかと見込み、市内16の保育園にガウン製作を依頼することにした。

 同市下小針中島2丁目の北里保育園(職員24人)では7日、保育士らが手分けして45リットルのポリ袋をハサミで切り、養生テープで貼り合わせるなどしててきぱきとガウンを作った。

 85人の園児が在籍する同園だが、現在通うのは1日平均5~6人。宇野章子園長(48)は「(本来の業務ができず)もどかしい気持ちがあった。発表会の衣装作りなどでこういった作業は慣れている。少しでもお役に立てればうれしい」と話した。(高原敦)

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