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 新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされている北海道の宿泊施設や映画館で、お買い得な「先払い」のチケットを売る動きが広がっている。収束後の利用を心待ちにする人から事前に料金を受け取り、当面の雇用や施設の維持に活用するのが狙いだ。

拡大する写真・図版「トリップチケット」の参加施設を募集する専用サイトの画面

全国のホテル・旅館150施設が参加

 札幌市などで三つのゲストハウスを運営するフルコミッション(札幌市)は5月下旬から、全国約150の宿泊施設の料金を先払いする旅行券「トリップチケット」の販売を始める。金額や予約期間は各施設がそれぞれ設定し、10%~20%程度の割引や特典をつけて販売することを想定している。1万円のチケットを購入すると、後で1万2千円分の旅行券として使えるイメージだ。

 フルコミッションのゲストハウスも3月の売り上げが前年比で8割も減少し、4月から休業している。ソフトウェアの開発も手がける同社は、同じように危機に陥っている宿泊施設を救うため、この先払いの旅行券を企画した。4月10日から参加施設を募ったところ、全国から応募があった。

「日本の大切な資源、観光業を守りたい」

 宿泊施設はどこも苦境が続くが、旅好きの人には「収束したら旅行に行きたい」「あのホテルにもう一度泊まりたい」という思いも強い。担当者は「日本の大切な資源である観光業を守りたい。収束後の旅行を楽しみに、宿泊施設を支援してほしい」と話す。

 先払いでお店を支援する取り組みは、飲食業界を皮切りに全国各地で始まっているが、北海道では娯楽施設でも同様の動きが出てきた。

拡大する写真・図版未来チケットのチラシ

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