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 韓国・ソウルのクラブで今月に判明した新型コロナウイルスの集団感染をめぐり、ソウル市が、クラブ周辺にいた約1万人の携帯電話の接続情報を入手し、感染の有無を調べる検査を促している。クラブの顧客名簿に虚偽情報が多く、感染した恐れのある人を把握しきれないためだ。ただ、政府による大規模な個人情報の収集には、プライバシー侵害との指摘も出ている。

 今回の集団感染は、ソウルの繁華街・梨泰院にある3軒のクラブを訪れた20代男性の感染が6日に判明して明らかになった。韓国保健福祉省によると、13日時点で2万2千件の検査を行い、感染者は119人に上る。

 ソウル市はクラブの顧客名簿から接触者を割り出そうとしたが、虚偽の名前や電話番号が多く、約5500人のうち3千人余りと連絡が取れていない。このため、市は通信会社から、4月24日~5月6日にクラブ周辺に30分以上滞在した1万人余りの名簿を入手。検査を促すメッセージを携帯電話に送った。警察も約8500人からなる「迅速対応チーム」をつくり、周辺の監視カメラの映像などで連絡が取れない人の確認を急いでいる。

 丁世均(チョンセギュン)首相は13日の保健当局の会議で「今週中にクラブ周辺にいた人を全員、探し出す。新型コロナとの闘いは時間が命。初期の迅速で広い対応が重要なことは、これまでの経験から明らかだ」と語った。国内では不特定多数を対象にした個人情報の収集を疑問視する指摘も一部にあるが、防疫の重視が優先され大きな声にはなっていない。

 今回の集団感染では、クラブを…

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