第6回脳トレ・ビジネス・配信…新しい選手像、先行くなでしこ

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堤之剛
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籾木結花(中央)

いまできること⑥

新型コロナウイルスの感染拡大で、スポーツの大会、試合が軒並み中止、延期になっている。練習すら制限される中、できることを模索する選手たちの「いま」をオンライン取材などを通じ、紹介する。

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 約1時間の動画は体を大きく動かすことはせず、大学の講義のよう。サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)の10番、MF籾木(もみき)結花(24)は一般的なアスリートの発信とは毛色の違う動画を配信している。

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日テレのチームメートとの対談もライブ配信した籾木結花(左上)

 5月1日は脳トレーニングをテーマにし、自身も行う「マインドフルネス」と呼ばれる手法を紹介。バスケットボールのスター選手だったマイケル・ジョーダンさんが採り入れ、グーグルといった企業でも親しまれる手法だという。動画には、籾木が指導を受けるトレーナーも登場。目をつむり、自分の呼吸に意識を向ける。効果や方法を伝えた。

 身長153センチの籾木は「人にはそれぞれ差がある。すべての人にあう体を使ったトレーニングはない」という考え方を持っている。だから体よりもメンタル。それもアスリートだけでなく、幅広い分野の人々に役立つ情報を――。自宅待機で自らと向き合える時間が取れるいまだからこそ伝えたいと考えた。

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昨年の東アジアE-1選手権の韓国戦でPKを決め喜ぶ籾木結花(中央)。「マインドフルネス」を生かし、蹴ることだけに意識を向けていた

 籾木はプレーすることだけでなく、プレー以外にも関心がある。慶大でスポーツビジネスを学び、所属チームの日テレでは集客プロデュースもしてきた。

実際、「もみPプロジェクト」…

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