郷土力士の早すぎる死、新型コロナウイルス感染が引き金になったという事実に衝撃が広がった。13日未明、28歳で亡くなった甲府市出身の三段目力士・勝武士。小さな体で大相撲に挑み、地元の人たちを勇気づけた。

 「ショックだ。先に逝ってはだめだよ」

 勝武士が山梨県甲斐市立竜王中時代、柔道部顧問として指導した佐々木秀人さん(64)は悔しさをかみしめた。

 この日朝、柔道部の1年先輩で、同じ高田川部屋の幕内力士・竜電から電話で亡くなったことを知らされた。最後に会ったのは2月半ば。甲府市で開かれた竜電後援会の集いだった。

 中学時代から角界をめざした。身長は160センチちょっと。佐々木さんは「人の2倍も3倍も練習を」とげきを飛ばし、3年になると柔道で県大会を制した。入院し、集中治療室に入っていることは知っていた。「最後は、病気とも一生懸命に闘った」

 勝武士は甲府市立朝日小から竜王中に進み、卒業後は高田川部屋に入門。同じ甲府市出身の竜電の付け人を務めた。

 小学1年から中学3年まで一緒に柔道をした同級生の土肥将也さん(28)はニュースで訃報(ふほう)を知った。「誰よりも我慢強い人だった」と悼んだ。

 「真面目だけど、ちゃめっけたっぷり」と振り返るのは竜電後援会長の飯室元邦さん(72)。竜電は「(勝武士が)そばにいてくれると安心する」と話していたという。「本当に感謝している。勝武士のためにも、竜電が頑張ってほしい」と話した。

 甲府市の樋口雄一市長は「大変…

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