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 新型コロナウイルスの影響で多くの飲食店が休業している大阪・道頓堀で、「負けへんで」を合言葉にしたユニークなキャッチコピーのポスターが話題を呼んでいる。

 きっかけは、お好み焼きチェーン「千房」が4月初めに制作したポスターだ。臨時休業の告知とともに「負けへんで 絶対ひっくり返したるっ」の言葉を添えた。コテでひっくり返すお好み焼きに引っかけた。中井貫二社長(44)は「ただ『休業します』では面白くないと考えた」。

 道頓堀商店会の経営者らが続いた。たこ焼き店「踊りだこ」は、名物のイイダコが丸ごと入ったたこ焼きの写真をバックに「負けへんで!! 心踊る♪ そんな明日が待ってるで」。角江隆店長(48)は「自分たちのモチベーションを高めると同時に『活気ある大阪を守ろう』との思いを伝えたかった」という。

 焼き肉店「道頓堀みつる」は「モォ~少しのガマン。必ず元気に復活します!」とした。「どうせ耐えるなら楽しく耐えて、少しでも街のためになれたら」と運営会社の柴田充社長(45)。串カツ店「だるま」は、「ソースの二度づけ禁止」にかけ、「コロナの流行は禁止やで」。クラフトビール工場を併設する「和食たちばな」は「完敗させて乾杯やー!」の言葉を添えた。

 SNS上では「ポスターに勇気をもらってます」「これが、大阪ミナミ!!」といった応援や賛同の書き込みが相次いでいる。(添田樹紀)