「手を抜いて子育て」バブリーたまみにコロナ禍ママ共感

有料記事新型コロナウイルス

城真弓
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 肩パッド入りのスーツに大げさなソバージュヘア、濃いめのメイク――。子育て中のママを笑顔にしたいと、「バブリーたまみ」としてパフォーマンスを披露する女性がいる。動機は自身の子育て体験。新型コロナウイルス禍でも頑張るママを元気づけようと、SNSで発信を続けている。

【動画】ママのためのエンターテイナー「バブリーたまみ」さん、思いを語る=長沢幹城撮影

 「コロナでも子育てはやめられない。手を抜いてこう」。「バブリーたまみ」こと箕輪(みのわ)珠実さん(31)=福岡県出身、東京都在住=は4月、インスタグラムのライブ配信でそう語りかけた。童謡の替え歌なども披露。約2千人の母親らが視聴し、「共感した」「笑って疲れがとれた」などのコメントが相次いだ。

 1児を育てる「普通の会社員」だった2017年。友人の結婚式の余興で、バブル期に流行した格好に扮し、1人でダンスを披露した。動画をネットに上げると注目され、現在実家のある熊本県荒尾市の子育て支援施設から声がかかった。翌年会社を辞め、全国の親子向けのイベントで歌や絵本の読み聞かせを披露する。遠方からの参加者もいて百数十人の定員はすぐに埋まる。

 「ママ界のエンターテイナー」を名乗る理由は、自身の体験にある。

 16年に長男を出産。産後2…

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