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 指先に力を込め、からだ一つで壁をよじ登る「スポーツクライミング」。エリーズ・ラハユさん(25)はインドネシア女子代表だ。

拡大する写真・図版スポーツクライミングのインドネシア女子代表、エリーズ・ラハユ選手=本人のインスタグラムから

 ジャワ島中部グロボガンの田舎町に生まれた。小学校で陸上に打ち込んだが、表彰台には立てなかった。転機は中学。体育教師の紹介から、校外でクライミングの練習を始めると、数カ月後の全国大会でいきなり優勝した。

 「幼い頃から木登りが大好き。体の中にこのスポーツの回路があった」

 得意種目は、高さ15メートルの壁を登る速さを競う「スピード」だ。2018年に自国開催のアジア大会で金メダル。翌19年のW杯では女子で初めて7秒台を切り、当時の世界記録を塗り替えた。米経済誌フォーブスはこの年、アジアから世界で活躍する「30歳未満の30人」に、テニスの大坂なおみさんや競泳の池江璃花子さんらとともに選んだ。

 クライミングでは上下とも半袖…

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