拡大する写真・図版防災の現実を語る、国崎信江さん。1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに防災に取り組む=中井征勝撮影

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 4年前の熊本地震。危機管理教育研究所の国崎信江さんは、発生5日後から被災地に入った。

 避難所でも、家々でも、被災生活が長びくにつれ直面したのが、厳しい臭いだった。人間が飲んで食べれば必ず出る、あの排泄(はいせつ)物の臭い。

 断水し、トイレで流せない。人々はごみ袋に入れ、さらにプラスチックのバケツに入れた。でも、臭いを抑え込めない。

 「大都市圏のマンションが被災したら、もっと深刻です。今のうちに管理組合は必ず対策を考えておいて下さい」

 どういうことか。

 簡易トイレを備蓄する家は増え…

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