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 大阪府枚方市町楠葉で整骨院を営む松田優一さん(39)が、手作りのマスクを買い取り、保育施設に無償で提供する取り組みを続けている。名付けて「愛のマスク大作戦」。13日には、第1弾として枚方市のくずは青葉幼稚園に250枚を贈った。

 対象は、松田さんがユーチューブに投稿した解説動画に沿って作った子ども用マスクだ。布、ゴムと方眼紙を使い、プリーツ(ひだ)が付いたマスクをミシンで縫い上げる。松田さんが1枚100円で買い上げ、材料費も負担する。すべて自腹だ。

 買い取りは4月から始めた。新型コロナウイルスの感染拡大で、整骨院を訪れる母親や保育士が「子ども用のマスクがない」と嘆くのを聞いたのがきっかけだ。新型コロナの影響で収入が減った人の足しになればとの思いもあった。

 口コミでマスクの作り手が増え、現在は30人以上。すでに1400枚が集まり、目標の2千枚も達成できそうだ。子育て支援NPOと協力し、今後も市内の幼稚園や保育所に無償提供していくという。松田さんは「みんなで頑張ってマスク不足を乗り越え、これからの縁もつくれればうれしい」と話す。(堀之内健史)