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 山形県は13日、県外ナンバーの車に乗る県内在住者への一時的な対応として、車内に掲げる県内在住確認書の交付を始めた。県外との往来自粛を求める中、嫌がらせを受けたとの相談が県外ナンバーの運転者からあったという。

 確認書はA4判1枚。「山形県内在住者です」と太字で記され、県のキャラクター「きてけろくん」もあしらわれている。

 道路運送車両法では、車の所有者は住所や使用拠点を変えた場合、車検証の変更が必要。県外から移った人はナンバープレートも変わるが、手間や費用がかかり、県外ナンバーのまま乗り続ける人もいる。

 和歌山県や徳島県では、県外ナンバーの車に石が投げられたり傷つけられたりした、との相談が寄せられた。山形県にも、県外ナンバーの車に乗る県内在住者から「問題のある運転はしていなかったのに、国道であおり運転を受けた」と相談があったという。

 確認書の申請は、総合支庁や地域振興局へ申請書を持参か郵送する。住民票や公共料金の領収書のコピーなど、県内在住だと証明する書類が必要。県の担当者は「あくまで緊急的な措置。交付の際は車の変更登録も呼びかける」と話す。

 県内在住確認書は和歌山県が7日に導入し、13日までに1765枚を交付したという。(上月英興)