半田尚子
新型コロナウイルスの感染による世界の死者が日本時間の15日、30万人を超えた。米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センターが集計した。世界で死者が10万人を超えたのは4月11日。15日後の同26日に20万人になり、それから19日で30万人に達した。
同センターによると、日本時間15日午前10時現在の世界の死者は30万2115人。最も多いのは米国(8万5884人)で、英国(3万3693人)、イタリア(3万1368人)、フランス(2万7428人)と続く。感染者は累計で443万8371人に上っている。
WHOがパンデミック(世界的な大流行)と認定した3月11日時点の死者は4292人。約2カ月で約70倍に達した。当時は中国が全体の約4分の3を占めていたが、現在は約1%にとどまる。感染拡大の中心は欧米に移っており、アフリカや中南米での拡大が懸念されている。(半田尚子)
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朝日新聞国際報道部