拡大する写真・図版晴天に恵まれた白米千枚田で、田植えの作業が進んでいた=石川県輪島市、井手さゆり撮影

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 斜面に連なる水田が複雑に入り組むあぜ道を黒く浮かび上がらせる。古代遺跡か、それとも抽象画か。見る人の想像をかきたてる。

拡大する写真・図版海に面する白米千枚田。棚田の水面が空の色を映し出す=石川県輪島市、井手さゆり撮影

 田んぼの数は大小合わせて1004枚。高低差約50メートルの傾斜地に重なり合い、海岸まで続く。石川県輪島市の能登半島にある「白米(しろよね)千枚田」は、国の名勝に指定された棚田だ。

拡大する写真・図版白米千枚田で田植えをするJAおおぞらの職員たち。この棚田の景観は多くの人たちの手によって支えられている=2020年5月7日午前9時8分、石川県輪島市、井手さゆり撮影

 夏には稲の緑が日本海の青との美しいコントラストを描き、秋には黄金色に輝く稲穂が揺れる。冬場にLEDライトであぜ道が彩られる夜景は幻想的だ。季節に応じて表情を変える。

拡大する写真・図版夕方の白米千枚田。棚田に水が入るこの時期は、水面が空の色を映し出す=2020年5月7日午後6時29分、石川県輪島市、井手さゆり撮影

 千枚田を含む能登地域は201…

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