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 自民党の二階俊博幹事長(81)の地元・和歌山県御坊市長選が17日に告示される。前回は現職と二階氏の長男が争い保守層が分裂。現職が7選を果たしたが、対立は尾を引き、昨春の県議選で二階氏の元秘書が共産新顔に敗れ、しこりを残した。今回の市長選では双方が歩み寄り、元県職員の新顔に一本化。無投票の公算が大きくなっている。

 4月22日、元県職員で前県日高振興局長の三浦源吾氏(60)の事務所開きがあった。引退する現職の柏木征夫氏(79)、二階氏の双方の後援会関係者が集い、二階氏の長男、俊樹氏(55)も姿を見せた。出席者の一人は「この4年間は市が真っ二つだった。これで落ち着くのでは」と胸をなで下ろした。

 人口約2万3千人の御坊市は二階氏が生まれ育ち、「二階王国」とうたわれる。柏木氏は1992年、二階氏の支援を受けて県職員から市長になったが、7選を目指した4年前の市長選に俊樹氏が立候補したため保守分裂選挙となった。

 俊樹氏の応援には自民党の稲田朋美氏、小泉進次郎氏らが駆けつけ二階氏の政界人脈を印象づけたが、強引な手法への反発もあり、柏木氏が勝利した。

 しこりは残り、2017年の衆院選和歌山3区で12選を果たした二階氏だったが、御坊市の得票数約6700票に対し、共産新顔が約5100票と迫った。19年県議選の御坊市選挙区では二階氏の元秘書で、市長選で俊樹氏を応援した自民現職が共産新顔との一騎打ちに敗れ、衝撃を与えた。

 分裂から4年。地元の保守層の…

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