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 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が各地で解除される一方で、依然警戒が必要とされた8都道府県の保育園では、保護者への「登園自粛」要請が長引いている。ただ、密室育児で精神のバランスを崩す事例も出てきており、自粛の枠を超え親子のケアを試みる園も出てきている。

拡大する写真・図版登園を自粛している家庭が増え、空きが目立つ保育室のロッカー=東京都板橋区のわかたけかなえ保育園提供

外出できず、復職もめどたたず

 「本当はお願いしてはいけないと分かっているのに、ごめんなさい」

 関東地方の認可保育園の施設長の男性(31)は、4月下旬に久しぶりに登園してきた0歳児の母親から、こう声を掛けられた。母親は、涙ながらに謝罪の言葉を繰り返した。

 母親と子どもは、4月7日の政府の緊急事態宣言後、医療関係者などを除いた自治体の利用自粛の求めに応じ、保育園を利用しなくなった。父親は仕事のために頼れず、母親は育児休業を延長し、自宅保育を続けていたという。

 ただ、外出もできず、自身の復職のめども立たない状況が長引くなか、一人で育児に向き合い、精神的に追い詰められてしまっていた。役所や地域の保健師に相談もしたが、解決策はなく、保育園に電話をしたのだという。

 ただならぬ様子を感じた園では…

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