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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、一関市山目の衣料品販売会社「モードカマタ」が倒産したことが15日、わかった。負債総額は約2357万円。東京商工リサーチ盛岡支店によると、新型コロナ関連の倒産は県内で初めて。

 モードカマタは1994年創業。婦人服や雑貨の販売を手がけ、ピーク時には1億円ほどの売り上げがあったが、少なくともここ3年は赤字が続いていたという。2019年3月には一関市内の大手量販店から同市内のスーパーマーケットに店舗を移転。外出自粛などにより客足が遠のき、売り上げが減少したことで、3月末に店舗を閉鎖していた。1日、盛岡地裁一関支部から破産開始決定を受けた。

 東京商工リサーチによると、14日時点で新型コロナ関連の倒産は全国で147件。業種別では宿泊業が最も多く30件。次いで飲食業が21件、アパレル関連の小売業が13件となっている。盛岡支店の担当者は「県内でも厳しい状況は変わらない。資金繰りに困ったらまずは金融機関などに相談してほしい」と話している。(藤谷和広)