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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本と中国、韓国3カ国の特別保健相会合が15日夜、テレビ会議で開かれ、加藤勝信厚生労働相が出席した。世界保健機関(WHO)の任務を支持することなどで一致し、共同声明を採択した。

 感染拡大後、3カ国の保健相会合は初めて。共同声明ではパンデミック(世界的大流行)の抑制に向け「3カ国間の連帯を強化し、協力及び相互支援を強化する」とした。WHOについては「パンデミックに対処する国際的な取り組みを調整するための任務を支持し、その任務を強化することにコミットする」とした。

 WHOをめぐっては、トランプ米大統領が拠出金の支払い停止を表明するなど国際的な対立が生じている。4月の主要20カ国・地域(G20)保健相会合では共同宣言の合意が決裂に終わった。18、19日にはWHO総会が予定されており、感染拡大防止へ国際社会の足並みがそろうかが注目されている。(石川春菜)