試合ないけどスポンサーに貢献? Jクラブの試み
勝見壮史
試合がない状況で、スポンサーに対し、対価をどう示していけるか。2月下旬から公式戦を延期しているJリーグの各クラブが頭を悩ます中、オンラインでつながれる「eスポーツ」のサッカーゲームを使った試みが行われた。
9、10日の2日間、J1の札幌、大分、J2の岡山、福岡、それぞれと提携するベルギー1部シントトロイデンの計5クラブが参加するイベントが開かれた。選手が1対1で対戦し、各クラブの公式ユーチューブなどで生配信。ここに工夫があった。
試合映像の下には、スポンサー企業のロゴを掲載。小窓のように映った選手は、実際の公式戦の記者会見などで使うスポンサーボードを背景に、ユニホーム姿でプレー。また、スポンサー企業を紹介する時間も組み込まれた。
シントトロイデンの経営権を…