世界中で新型コロナウイルスが広がっているが、はるか昔から、日本ではさまざまな疫病が流行してきた。そのたびに多くの人々が苦しみ、ときには歴史を変えるほどの影響をおよぼした。近代医学が発達する前、人々は目に見えない疫病と、どう向きあってきたのだろうか。(渡義人、編集委員・中村俊介)
はるか崇神(すじん)天皇の時代、疫病で民(たみ)の半数以上が亡くなった。「神が咎(とが)を与えているのではないか」。天皇は大田田根子(おおたたねこ)という人物に大物主神(おおものぬしのかみ)をまつらせると、疫病はおさまった――。
■先史~古代 藤原四兄弟も犠…
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