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 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた特定警戒都道府県だった茨城県。16日は緊急事態宣言が解除されて初の週末だったが、厚い雲に覆われたこともあり、県内有数のレジャースポットの大洗町の海岸に人影はほとんどなかった。

 「海岸への立ち入りを控えて頂きますようお願いします」。海岸沿いには4月29日から、サーフィンや潮干狩りのレジャー自粛を求める看板が立てられた。

 看板に先立って地元住民らが自粛を求めてきたこともあり、4月中旬からサーファーは「ゼロに近い」と、町内でサーフショップを営む男性。第2波、第3波と夏まで感染拡大が続けば、店の存続も厳しくなると考えている。「宣言が解除されたので、感染拡大防止策を取りながら、徐々に日常に戻っていければ」

 一方で、県が4月末から禁止している潮干狩りは、客足が絶えないという。

 16日も、午前10時半ごろには家族連れら10人ほどが楽しんでいた。3歳の長女とともに栃木県から訪れた40代の男性は「保育園が休みで長女がずっと家にいるので、宣言解除を機に外に連れてきた」と話した。(小島弘之)