[PR]

 14日から衣料品や生活用品などの売り場の営業を再開した東京・二子玉川(世田谷区)の玉川高島屋ショッピングセンターでは16日、雨の影響もあってか客足は普段の4割ほどにとどまった。一部の入り口には体温感知のサーモグラフィーやアルコール消毒液を置き、従業員はフェースシールドと手袋を着用して出迎えた。

 同店では緊急事態宣言後の4月8日から食料品売り場以外を休業。地元に住む人から再開を望む声があがり、営業時間を午前10時半~午後6時に短縮して再開した。東京都の休業要請の対象となった宝飾品店やエステサロン店は引き続き休業しており、営業しているのはテナントの約6割という。

 友人と買い物で訪れた東京都品川区の自営業北村郁久子さん(53)は「ずっと自粛だったから、ウィンドーショッピングでも十分ストレス発散になった」と満足した様子。一部の店では休業が続くが、「少しずつ世の中が前に進んでいる気がして、久しぶりにいい気分の週末になりました」と話す。

 高島屋玉川店の清水潔副店長によると、14日の再開後も開店前の行列などはできていないという。ただ、訪れた人からは「眼鏡が壊れてどこにも直す場所がなかった。助かる」などと再開を喜ぶ声が相次いだという。清水副店長は「引き続き地域のお客様の声に対応し、安心・安全が果たせるようにしていきたい」と話す。(増山祐史)