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 厚生労働省は16日までに、全国の新型コロナウイルス感染者の療養先別の内訳を発表した。5月7日時点で、退院したり、自宅や宿泊施設での療養が終わったりした人を除く感染者は計6697人で、約7割が医療機関に入院しており、自宅療養と宿泊療養はそれぞれ約1割だった。

 都道府県からの報告をもとに集計した。前回公表した4月28日時点の8711人から約2千人減っていた。集中治療室(ICU)に入ったり人工呼吸器を使ったりしている重症者は341人だった。

 医療機関への入院は4449人(前回5558人)。自宅療養は957人(同1984人)、宿泊施設は872人(同862人)だった。ほかに社会福祉施設などが206人(同147人)、確認中が213人(同160人)いた。

 感染者が最多の東京都は感染者2196人のうち、入院1511人、自宅312人、宿泊149人など。大阪府は感染者742人のうち、入院466人、自宅111人、宿泊165人。再び感染者が増える傾向にあった北海道は感染者480人のうち、入院306人、宿泊111人など。自宅はなしと報告した。

 また厚労省は新型コロナ患者を受け入れるために都道府県が確保した病床数も発表した。5月8日時点(東京都は同11日、石川県は同13日の報告時点)で計1万6352床だった。

 医療機関との調整が進んでおり、今後、さらに約1万5千床の確保が見込めるという。厚労省は、再び患者数が増加する可能性もあることから「現在確保している病床は維持し、各都道府県の想定に沿って今後も確保してもらう」としている。