妊婦向けマスク検品、8億円→800万円 厚労省が修正
新型コロナウイルスの感染拡大防止のために政府が妊婦向けに発送した布マスクに不良品が見つかった問題で、厚生労働省は16日までに、約8億円かかるとしていた検品費用は全世帯向けの布マスクの検品も含んでおり、妊婦向けの検品自体は800万円未満だったと説明を修正した。
厚労省は14日の参院厚生労働委員会で、検品費用を8億円としたうえで「国が委託した専門業者が約550人態勢で検品しており、不良品が確認されれば取り除く」と説明していた。
妊婦向けマスクは約47万枚(4月末時点)が発送され、厚労省は約4万7千枚で異物混入や黄ばみなどがあったと発表。国はすべてを検品して順次発送することにしている。
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