山田知英
フルーツポンチでフルーツ王国・和歌山をPRする「全国わかやまポンチ協会」。同協会と和歌山県は、ポンチの魅力を広げようと春からPRに注力。協会の総裁を務める小山よしおさん(51)は、その中心で「わかやまポンチ」づくりに腕を振るう。
和歌山市の歓楽街、アロチにあるバー「サウスウエストカフェ」。器に盛り付けられたフルーツが宝石のように輝く。県産のイチゴ「まりひめ」をミキサーにかけたフローズンジュースに、まりひめ、県産ネーブル、キウイ、リンゴ、ブドウがトッピングされ、エメラルド色をした梅のシロップ漬けが浮かんでいる。甘く濃厚な果物の味と香り。梅は舌にとろける甘酸っぱさ。「うちのわかやまポンチです。味も見た目もスペシャルでしょう?」
和歌山は、日本一の生産量を誇る梅をはじめ、ミカン、桃、柿など四季折々の果物が育つフルーツ王国。わかやまポンチは、その強みをPRしようと2009年に生まれたご当地スイーツだ。甘露煮やシロップなど県産梅の加工品のほかに、県産フルーツが一つ以上使われていることが条件。全国に広げようと飲食業者らが集って「全国わかやまポンチ協会」が同年に発足し、それぞれの店主らが工夫やアイデアいっぱいのポンチで味や見た目を競っている。その協会総裁を務めている。
アロチで育った。食品会社やス…
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朝日新聞和歌山総局