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 奈良市は15日、2019年度の犬猫の殺処分ゼロを達成したと発表した。08年度に663匹を殺処分していたが、保護犬・猫の譲渡をする民間ボランティアとの協力などで、殺処分数を大幅に減らした。

 08年度に捕獲や引き取りで市は826匹の犬猫を収容し、そのうちの663匹を殺処分した。市民からの批判も大きく、積極的に犬猫の譲渡を進め、15年度からは譲渡ボランティア制度を導入。生後すぐの幼齢猫のボランティア預かり制度、野良猫の不妊去勢手術をするボランティア団体への補助金制度も18年度に始めた。

 犬猫の収容数は13年度に475匹、19年度には217匹と減少。殺処分数も13年度に218匹に減り、19年度に初めて0匹になった。(福岡龍一郎)