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 奈良県吹奏楽連盟は、吹奏楽愛好家らが在宅で演奏する動画を一つの合奏として編集し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。曲は、高校野球中継のエンディング曲を手がけた歌手の西浦達雄さんが連盟の創立60周年を記念して作った「心の扉」だ。

 新型コロナウイルスの感染拡大で演奏ができなくなった吹奏楽に携わる人たちを元気づけようと企画した。今月初めに連盟のホームページで「心の扉」を演奏する動画を募集したところ、吹奏楽愛好家約30人から自宅や屋外で演奏する様子を撮影した動画の投稿があったという。

 ユーチューブで見られる動画は約5分間で、連盟と関係があった映像制作会社が編集した。一つの画面に全員の演奏風景が映っている。みんなが手にする楽器はサックスやコントラバス、木琴など全部で10種類ほど。画面中央に映し出された西浦さんの歌声に合わせて奏でている。演奏後にはカメラに向かって笑顔で手を振る人もいる。

 福島秀行理事長は「動画を見て音楽をする喜びを少しでも感じてもらえれば」と話す。連盟はもっと多い人数でのリモート合奏を検討しており、今月末まで動画の投稿を募っている。詳しくは連盟(http://www.ajba.or.jp/nara/別ウインドウで開きます)。(渡辺元史)