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 静岡県内最古とされる樹齢300年の大茶樹(藤枝市瀬戸ノ谷)で12日、茶摘みがあった。高さ4メートルの頂上付近まではしごをかけ、近隣の約30人が手で新茶を摘み取った。

 周囲が33メートルある巨大な球体で、中が空洞になっており、足場を組んで施肥や剪定(せんてい)などの手入れをする。地主の平口好三さん(77)によると、「暖冬の影響で例年より葉の状態がいい」という。生葉で約15キロが採れ、手揉(も)みで仕上げた。近くの高根白山神社に奉納した後、敬老の日に「長寿の香り」の名で市内の介護施設に贈る。(阿久沢悦子)