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 17日は「LGBT嫌悪に反対する国際デー(IDAHO(アイダホ))」。この日に合わせて、福岡市植物園とLGBTの支援団体がイベント「やっぱ愛(アイ)ダホ!」を催している。植物園にレインボー色の花壇が設置され、来園者が楽しむことができたが、今年は新型コロナウイルスの影響で休園中。花壇の画像をテレビ会議システムで使う背景画像として提供している。

 IDAHOは1990年5月17日、世界保健機関(WHO)の精神疾患のリストから同性愛が削除されたことから、国際的な記念日として世界に広がり、今年で30周年となる。この時期に合わせて、市植物園では2年前から、性的マイノリティーの若者を支援する団体「FRENS」と共催し、多様な性や平和を表すレインボー色の花壇を設置してきた。

 今年は、黄色や橙(だいだい)色のマリーゴールドや赤色のベゴニアなどでレインボー色を表現し、過去3年間で最も鮮やかに花が咲いたが、新型コロナウイルスの影響で植物園が休園。どうにか見てもらおうと考えた末、テレワークの増加に伴って利用が増えた「Zoom」などのテレビ会議システムに着目。会議中の背景画像として、花壇の画像を使ってもらう企画を着想した。

 FRENSの小野アンリさんは「テレビ会議の際に使ってもらえれば、たくさんの人に見てもらえる。IDAHOについて考えるきっかけになるし、(当事者ではなくても)LGBTのことを考えているという表明にもなる」と話す。

 画像はFRENSのHP(https://www.frenslgbtq.com/post/2020051303別ウインドウで開きます)からダウンロードできる。

 休園中の植物園も緊急事態宣言の解除で19日から開園、花壇を実際に見ることができるようになる。花壇の設置は7月上旬まで。(伊藤繭莉)