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 大阪・難波の高島屋大阪店が18日、衣料品や日用品に売り場の範囲を広げて営業を再開した。新型コロナウイルスの感染防止策を踏まえ、地下1階の食品売り場のみ営業してきたが、大阪府による休業要請の緩和に対応した。午前10時の開店時には、訪れた客をフェースシールドをつけた従業員らが出迎えた。

 同店では1~9階の婦人服や紳士服、雑貨売り場、レストランなどが営業し始めた。4月8日の休業以来、約40日ぶりの再開となった。

 売り場では、感染防止策として、レジに透明な仕切りを設け、接客時には店員との距離をあける。また館内の換気を徹底し、混雑時には入店制限なども実施する。客にもマスクの着用や少人数での来店などを呼びかけるという。

 当面は営業時間を短縮する。売り場も全体の約6割にとどめ、高級ブランド品や宝飾品、ネイルサロンなどは休業を続ける。大阪府内の堺店と泉北店(いずれも堺市)も大阪店と同様の対応になるという。

 夏用の服や化粧品を買いに来たという兵庫県尼崎市の主婦(65)は、「どこにも行けなくて息苦しかった。これで少し気分が明るくなる」と話した。

 近鉄百貨店もこの日、あべのハルカス近鉄本店(大阪市)など大阪、奈良、和歌山各府県の計10店で全館の営業を再開した。19日には大丸松坂屋百貨店が大丸心斎橋店、梅田店(いずれも大阪市)、京都店、神戸店など関西の計7店を再開する予定。阪急阪神百貨店も阪急うめだ本店や阪神梅田本店(同)、神戸阪急などが21日から再開する。土日は全館休業する。(加茂謙吾)